本を読む。
セミナーに出る。
ノウハウを学ぶ。
「明日から」「来週から」と、口では言い続ける。
それなのに、現実はほとんど動かない。
発信したいのに、動けない。
もし今、そんな壁にぶつかっているなら。
これは、かつての僕の話でもあります。
この記事で分かるのは、学び続けても人生が動かない理由です。
根っこに、何があるかが分かります。
答えは、シンプルです
変わりたいと言いながら変われないのは、根っこに「変わりたくない」があるからです。
根性がないからではありません。
自分を責めることでもありません。
ここを受け入れるのに、僕はかなりの時間がかかりました。
「変わりたいに決まっている」と思ってしまう
「変わりたいに決まっている。」
そう思いますよね。
僕も、ずっとそう思っていました。
でも、変えるための行動が伴わない。
言葉ばかりが先行して、ただの嘘つきになっていく。
身口意の一致、という言葉があります。
仏教由来の言葉で、身が行動・振る舞い、口が言葉・発言、意が思考・意図を指します。
想いと、言葉と、行動が、一致しているかどうか。
一致していなければ、どこかにズレがある。
「変わりたい」と思っているのは上っ面で、「根っこ」には別なものがある。
僕が学んできた知識のなかで、いちばん近いのは「潜在意識」かもしれません。
でも、名前はどうでもいい。
専門知識にハマると出てこれなくなるので、ここでは分かりやすく「根っこ」です。
大事なのは、それぞれの根っこに何があるか。
そこに何があるかで、現実は大きく変わります。
今のままに、メリットがある
なぜ、変わりたくないのか。
現状のままに、何かしらのメリットを感じているからです。
動かないままの現状に、メリットがある。
発信しないままの現状に、メリットがある。
無意識のうちに、変わらないことを選んでいる。
変わるには、エネルギーが要る。
変わらないほうが、脳にとってはラク。
だから、なんだかんだと理由をつけて、今のままで居続けてしまう。
言い方を変えると、こうなります。
「今の自分が、大好き。」
これを、まず認める。
自分を責めるのではない。
「こんな自分はダメだ」と追い込むのでもない。
今のままを選んでいる自分を、そのまま受け容れる。
ここが、ヒントです。
「やりたいと思いながら動けない」系の話は、やりたいのに行動できない本当の理由にも書いています。
こちらは、その根っこと、学びすぎの罠の話です。
学びはする。でも、また足踏みする
実はこれ、僕自身の話です。
情報発信をやりたいと思い、学び始めました。
なんだかんだで、10年、足踏みしました。
メルマガを2年間、毎日配信したこともあります。
YouTubeを1年間、毎日配信したこともあります。
いろいろやったけど、結局、元に戻りました。
厄介なのは、何もしていないわけではなかった、ということです。
学びはする。
気づきをまとめたりもする。
「コンセプトを見直そう。」
「プロフィールを変えよう。」
「仕組みを整えよう。」
いいアイデアは出る。
準備も進む。
でも、また大事な一歩が踏み出せない。
ようやく気づきました。
自己否定を、やり続けていました。
勝手に基準を設けて、「足りない自分」で在り続ける。
足りない分を埋めようと、学び続ける。
お金も、エネルギーも、「足りない自分」を埋めるために使い続ける。
現実は、伴わない。
足りない自分を、証明し続けていたわけです。
発信すれば、状況は何かしら変わります。
でも、その「変わった自分」に、なりたくない自分がいました。
(正確に言えば、なりたくない自分がいることに気づきました。)
やろうと思いながらやっていない、今の自分の方が、居心地がよかった。
根っこで、今のままを選んでいたのです。

もっと学べば、変われますか?



学ぶことではない。
根っこを見ることじゃ。
受け入れることと、責めることは別物です
ここで、大事な線引きをしておきます。
根っこに「変わりたくない」があることを受け入れることと、「自分が悪い」と責めることは、全くの別物です。
「全部、自分のせいだ」と受け取った瞬間、自己否定の悪循環ループに入ります。
「やっぱりダメだ」「自分はいつもこうだ」と、脳が証拠を集め始める。
僕も、長くそこにハマっていました。
でも、違います。
あなたは、何もダメではありません。
根っこで今のままを選んでいるのは、意志が弱いからではなく、そういう仕組みがあるからです。
セルフイメージを変えれば人生が変わるにも通じますが、大切なのは、自分を責めることではありません。
自分の根っこにあるものを、受け入れること。
そのうえで、向き合うこと。
順番を間違えると、頑張るほど苦しくなります。



それって、自分が悪いってことですか?



悪いのではない。
仕組みを知ることだよ。
学びすぎも、注意が必要です
足りない自分を埋めようとして学ぶほど、「まだ足りない」が強化される。
本を読む。
講座に出る。
新しいノウハウを探す。
それ自体が悪いわけではありません。
でも、根っこが「足りない自分」のままだと、埋めるために学び続けることになります。
学んでも学んでも、「まだ足りない」のままが続く。
できていないこと、できないことばかりに意識を向けるのではなく。
できていること、できることに意識を向けて、今できることをやる。
でも、その前に必要なのが、順番です。
まず、今の自分にOKを出す。
現在地が足りないと感じても、そこを受け入れて進む。
「今の自分はダメだから変えたい」から入ると、「ダメな自分」をさらに強くしてしまいます。
だから、兎にも角にも、今の自分にOKを出す。
これが、はじめの一歩です。
気づけば、選び直せる
僕もまだ途中です。
気づけば、また「足りない」を埋めようとしてしまう。
学びに逃げて、大事な一歩を後回しにすることもあります。
長い年月をかけて染み付いたパターンは、そう簡単には変わりません。
それでも、「また変わりたくないを選んでいるな」と気づくことで、選び直すことができます。
変わったのは、気づけるようになったことです。
気づくことで、選択肢が生まれます。
選ぶことができるということは、選択権が自分にある、ということです。


こうして書いていること自体が、僕にとっては、選び直したうえでの一歩です。
だって確実に、「今日くらい書かなくていいかな」「明日書こう」と思った自分がいたわけです。
まとめ。学び続けても変われないのは、根っこのせいではない
「変わりたい」と言いながら変われないのは、根っこに「変わりたくない」があるからです。
根性がないからではありません。
受け入れることと、責めることは、別物です。
学びすぎは、「足りない自分」の証明になりやすい。
はじめの一歩は、今の自分にOKを出すことです。
人生を変えたい時の、やるべきことと、やってはいけないことに興味がある人は、こちらも合わせてどうぞ。
今日からできること
変わりたいのに変われないテーマを、一つ思い浮かべる。
そして、こう書き出してみる。
「このままでいることに、自分にはどんなメリットがあるだろう」
出てきたものを、否定しないでください。
根っこが見えたら、今の自分にOKを出す。
完璧じゃなくていい。
足りないままでいい。
今の自分にできることを、やる。
それで十分であり、それがベストです。








