「ここではない、どこか」を探していませんか。
転職サイトを、なんとなく開いてしまう。
独立とか、副業とか。
そんなことが、続いていませんか。
この記事で分かるのは、場所を変えても、同じことが起きる理由です。
人生を変える極意がここにあります。
率直に言います
立場や環境をいくら変えても、行った先でまた同じことが起きます。
自分の生き方・姿勢が、同じままなら、です。
問われるのは、在り方です。
逆に、在り方が変われば、今いる場所のままでも、人生は変わります。
人生を変える鍵は「在り方」にあります。
環境を変えても、同じ壁にぶつかるとき
うまくいかない。
だから、場所を変えたくなる。
転職。独立。副業。
環境さえ変えれば、何とかなる。
どこかで、そう思ってしまう。
ですが、いざ環境を変えて、不思議と同じような現実が起きます。
行った先で、また同じ壁にぶつかるのです。
気づけば、文句が増えている。
批判が増えている。
「ここではない、どこか」と、また言い出す。
外側を変えても、内側が同じなら
形式的に働き方や立場を変えても、根っこの生き方が同じなら、何も変わりません。
外側をいくら変えても、内側が同じなら、似たようなことが起き続けます。
転職を繰り返してしまう。
上司が変わっても、同じように悩む。
パートナーが変わっても、同じ。
よく聞く話だと思います。
枝葉の現象は違うかもしれませんが、根っこは同じです。
かつての僕も、そうでした。

環境を変えれば、うまくいくの?



会社が悪いんだよ。変えなきゃダメでしょ。



もちろん環境を変えることも大事な場面もある。
が、在り方が同じままなら、行った先でも同じじゃ。
脱サラすれば、自由になれると思っていた
20代の頃、僕は営業マンでした。
個人営業を3年。法人営業を4年。
それなりに結果も出しました。
販売コンテストを達成し、海外旅行に行ったこともあります。
優秀社員として、表彰されたこともありました。
傍から見れば、順調です。
そして2011年の2月末、僕は会社を辞めて独立しました。
「脱サラすれば、自由になれる。」
「独立すれば、全部うまくいく。」
本気で、そう思っていました。
でも、うまくいきませんでした。
震災のせいだと思っていた
退職の11日後、東日本大震災が起きました。
計画していたものが、ほとんど頓挫しました。
当時の僕は、何もかも震災のせいにして、途方に暮れました。
今にして思えば、全ての要因は僕にあります。
「全て」の受け取り方を誤ると、ただの自己否定になってしまうので注意が必要ですが、
少なくとも僕の人生において、全ての答えは僕の中にありました。
確かに、壁にぶつかりました。
でも僕には、それを乗り越えるだけの計画も、覚悟もありませんでした。
一つの事業プランはあっても、B案もC案もない。
人生のレベルでは、考えられていませんでした。
一つの歯車が狂っただけで、どうしていいか分からなくなってしまいました。
僕は、駒だった
なぜ、そうなってしまったのか。
営業で結果を出すことができたのは、上司の指示があったからでした。
達成すれば表彰される。昇進する。褒められる。
ご褒美があるから頑張る。
指示されるがまま、動く。
結局、僕は駒でした。
価値観を自分以外の誰かに委ねて、他人の顔色を窺いながら、言われるがままの他人軸人生でした。
その状態のまま、調子に乗り自分の力を過信しました。
「自分は独立してもやっていける」と、勘違いしていました。
新人賞を獲得したことで、期待度も高まり、当たり前のように結果を求められるようになりました。
1年目と2〜3年目では、立場が大きく変わりました。
ハイペースで結果を出し続けることに、プレッシャーを感じるようになっていたのです。
「脱サラすれば」の“すれば”は、ただの逃げでした。
確固たるゴールもないまま、環境さえ変えれば何とかなると、どこかで思っていました。
他人の顔色を窺うクセは、職場を変えるだけでは、なくなりません。
変えるべきだったのは、立場ではなかった
そのあと、紆余曲折あり、僕は居酒屋を始めました。
8年間経営し、コロナ禍で閉店しました。
今は会社員として、こうして発信をしています。
面白いのは、ここです。
20代で会社員だった頃も、今も、立場は同じ「会社員」です。
でも、全く違う感覚で、違う在り方で、日々を過ごしています。
変えるべきだったのは、形式的な立場ではありませんでした。



会社員に戻ったら、他人軸な人生?



独立しなきゃ、自由になれないっしょ。



変えるべきは、形式的な立場ではない。
会社員も、個人事業主も関係ない。
「在り方」じゃ。
環境のせいに、していませんか
もし今、うまくいかなくて。
そこから逃げるように、転職や独立や副業を考えているなら。
環境のせいに、していませんか。
文句や批判ばかりに、なっていませんか。
責めているのではありません。
かつての僕が、まさにそうだったからです。
環境を変えることが、悪いわけではありません。
ただ、自分の在り方が同じままであれば、行った先でまた同じことを繰り返すだけです。
こうして伝えていると、偉そうかもしれませんが、違います。
正直に言うと、僕も最近また、同じようなことをやっていました。
うまくいかずに、環境のせいにして、他責にして、不満を言っていたのです。
気づけば、選び直せる
変わったことは、自分のパターンに気づき、修正できるようになったことです。
パターンに気づき、修正する。
パターンというのは習慣であり、癖です。
無意識にやってしまうことに、まずは気づく。
気づくことで、選択できるようになります。
言葉にすると簡単そうですが、長い年月をかけて染み付いたパターンを変えることは、決して簡単なことではありません。
変わったつもりで、昔のパターンに戻るなんてことも、よくあります。
それでも、気づいた分だけ、選び直すことができる。
いかに、気づくことができるか。そこが肝です。


まとめ。脱サラしても、在り方は残る
立場を変えても、在り方が同じなら、何も変わりません。
逆に、在り方が変われば、今いる場所のままでも、変わります。
環境を変えることが、悪いわけではありません。
ただ、矢印を、自分に向けてみる。
気づくことで、選び直せます。
変わりたいのに変われない感覚がある人は、こちらも合わせてどうぞ。
今日からできること
まずは、これを一つだけ。
「環境を変えたい」と思った瞬間に、自分にこう問いかけてみる。
「自分は何から逃げようとしているのか」
相手でも、会社でもなく、自分の内側に矢印を向けてみる。
出てきたものを、否定しないでください。
変えるべきなのは、「場所」でしょうか。
それとも、「あなた」自身でしょうか。

